■ ID
| 1605 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 安定化から見た管理型最終処分場の内部性状に関する研究
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■ 著者
| 磯部友護
埼玉県環境科学国際センター 椿雅俊
東急建設(株) 東條安匡
北海道大学
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第34回全国都市清掃研究・事例発表会、平成25年2月8日 |
■ 抄録・要旨
| 我が国では焼却を中心とした処理及び近年の資源化の進展から、最終処分場では焼却灰の固結による通水性・通気性の低下や洗い出しの遅延などの様々な問題が顕在化している。そこで本研究では埋立履歴が調査可能な管理型処分場において、表面掘削やボーリング及び試料採取を行い、焼却灰の固結状況の探索と埋立廃棄物の物理的化学的性状を調査し、安定化に与える影響を検討した。その結果、焼却灰主体部位では固結が見られたものの、不燃残さとの混合部位では見られず、不燃残さ主体物と比較して混合物ではイオン類等の溶出濃度が高く、特に小粒径側で高い溶出ポテンシャルを有していた。これより、不燃残さと焼却灰の混合埋立によって焼却灰の固結が抑制され、さらに溶出ポテンシャルが増加することから洗い出しの終了期間が短縮され、中間処理残さ主体処分場の安定化が促進される可能性が示された。
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